日本ドクターコンサルティングの鈴鹿恵子と申します。
現在、50人以上規模の企業様に適切な産業医導入をご支援させていただいております。
企業の社会的責任(CSR)を果たすために労働安全衛生法に則り、産業医を導入した企業が、それで全て素晴らしい業績を挙げているか? というと、残念ながらそのようではありません。
実は産業医を導入しても、効果的に活用しきれていない企業のほうが多いようです。
要因1. 「導入時、そもそも産業医をどのように探せばよいのかがよくわからず、従来の関係先・人脈から辿り、限られた選択肢から契約しなければならなかった。」
要因2. 「事前予備知識も限られた中で労働安全衛生法への対応ばかりにとらわれ急いでしてしまった産業医契約により、導入後、産業医とズレが生じやすくなってしまった。」
上記の問題は弊社の紹介支援に出会うまで、多くの社長様が感じていたことをまとめたものです。
詳しく聞いてみると、固定費ばかりがかかる上、専門的な視点から是正ばかりを求められかみ合わず、本来の業務を進める時間が激減したというのです。本末転倒だとは思いませんか?
せっかく「従業員の心身の健康を考え、健全に業務遂行をしてもらおう」と産業医を導入したはずが、フタを開けてみると逆効果になってしまったのです。
もし、このままですと毎年、「法的義務だから」と名ばかりの産業医契約が続き、本来の必要性を満たせないままです。これは産業医の導入支援をサポートする者としては、非常に心苦しいことです。
本サイトのトップページでも述べましたが、糖尿病・高血圧・高脂血症・脳血管障害、等々や精神的な持病を持つ従業員が増え、働き盛りの40代そこそこの人材が、急に倒れる・・・。
こんな悲しい問題が起こる企業が急増しております。
従業員の健康は本人とそのご家族だけではなく、企業にとっても大きな財産です。
不健康な人材が多ければ活力ある企業にはなりえません。
産業医は企業と従業員の健康面の支援をすることがミッションであり、企業は予備知識を踏まえて適切に導入するのが肝要と考えます。
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